気まぐれ日記 2020年8月

2020年7月ここ

8月1日(土)「梅雨明けと草刈り・・・の風さん」
 正午起床。天気が好い。梅雨が明けたらしい。このまま梅雨明けなしで行ってしまうかと思っていた。
 ストレッチ、ブランチ、ルーチン後、長編のあとがきを初めて書いてみた。下書きの下書きか。
 待望久しい電動草刈りに出動した(笑)。先ず、ミニ蚊取りに点火し、腰に装着した。予定は1時間ほどだが、万全の態勢でないととでひどい目に遭う。これから好天が続くはずなので、長丁場になる。
 前回よりも雑草は伸びていた。ざっと上部のみ、バッテリー2個分を刈った。
 シャワーを浴びて、これも久しぶりのかき氷を準備した……のだが、なぜかマシンが動かない。単三電池を4個使うので、電圧は6ボルトだと思われる。バッテリパックの電圧をテスターで測定するとほぼ6ボルトあった。抽選プレゼントで当てたグッドデザインのかき氷マシンなので、壊れたとすると絶対に修理したい。しかし、今日は疲れてしまい、とりあえず保留。
 夕方のホットタイムとなった。
 その後、晩ご飯までダウン。今日は、ちび助の点滴はお休みだ。通院と通院の間に1回お休みをもうけている。
 新型コロナの感染、当地は名古屋市を中心に拡大が続いている。全県に広がっている証拠に、我が住居地でもまた陽性者が出た。これだけ国民が努力しても拡大を抑制できない。それほど性質(たち)の悪いウィルスなのだ。もう善意と精神論だけではいけない。
 ダウンした分、早めに書斎に入った。今夜は児童書を行けるところまで行く。

8月2日(日)「草刈りとおまけ・・・の風さん」
 午前6時就寝、正午起床。昨日と同じ行動をしようと決めていた。
 ストレッチ、ブランチ……ここで極上のハーブティーを初開封した(感動)、ルーチン後、長編のあとがきの2回目。少し前進。
 屋外作業に出動。……と、玄関の外の地面近くで、何か動くものを発見。ゴ、ゴキだ〜! 屋外作業ではときたま発見する。死んでいることが多い。こいつは生きている。しかも元気な中型茶ゴキだ。外壁にへばりついたところで、屋内からゴキジェットを持って来て、また地面を移動していたのを発見し、……仕留めた。
 昨日に続いて電動草刈り。主に外周部を刈った。これをやると道路に草の小片が散乱するので、掃除しなければならない。やや早めに作業を終えて、片付けに取り掛かったが、竹ぼうきが折れた。作業がやりにくくなり、結局、1時間半をこえる作業になってしまった。道具を洗って屋内へ、と思い、ゴキを仕留めた地面を見たら、い、いない! とどめの噴射もしたので、蘇ることはないと思うが、天敵が出てきて、持ち去ったのか。自然界は底知れない。
 シャワーを浴びて、かき氷を食べようと思っていた。マシンの不具合調査をした結果、単三電池4個のうち1個が死んでいて、弱っていた1個含めて2個を交換したら、見事復活したのだ。
 ところが、ワイフがちび助の点滴を早くやろうと言うので、かき氷を食べるという意識が蒸発した(笑)。
 ホットタイムをしている間も蒸発した意識は戻らず、リビングでダウン。
 晩ご飯後、早めに書斎へ籠ったのも、昨日と同じだった。今夜は、何とか児童書の最終章を終わらせたい。

8月3日(月)「児童書のゴールイン・・・の風さん」
 午前5時過ぎまで頑張ってみた。いちおう元気だったので、このまま完全徹夜で行けば完成させられるか、判断しようと思った。
 1階へ降り、小休憩してみた。やはり休憩はいいなあ(笑)。完全徹夜を諦めて、シャワーを浴びて、午前6時半就寝。
 12時半起床。普通にストレッチをした後、散歩がてら投函に行ってきた。往復で千歩くらいになる。今日は屋外作業を中断して、執筆に取り組むつもりだった、この時点では。
 ブランチ後、ルーチンをちょっとやったところで、ダウン。昨夜の無理が祟って、執筆に復帰できる状態ではなかった。
 リビングで5時までダウン。ホットタイム後、やっと書斎へ。
 今夜も徹夜を覚悟したので、長編のあとがきの3回目に取り組んだ。取り組んでよかった。短いあとがきでも、月末に残しておくのは重たい。
 晩ご飯後、児童書に復帰。
 さすがにペースは落ちている。あと1節もないのだが、思考が止まったりする。やれやれ。これはボケではない。蓄積疲労だ。
 しかし、執念でゴールに滑り込んだ。午前6時は回っていた。エージェント用に縦書きバージョンを作り、何とかメール送付を終えた。午前8時半就寝。今日は何日だ?(笑)。

8月4日(火)「ミッドナイトインパリ・・・の風さん」
 午後2時半、這うようにして起床(ゾンビか)。いちおうストレッチ、ブランチ、ルーチンはこなした。
 今日はオフにしたいが、最小限のことはやっておきたい。
 とは言え、たらたらと過ごす。ちび助の点滴も早めにやった。あまり元気がないが、暑いサンルームでほとんど寝そべっているので、夏バテということはない。猫の平均体温は、人間より1〜2度高く、その分、暑さも感じにくいらしい。人間は気温が35℃から猛暑といって騒ぐ(精神的なものも大きい)。猫なら37℃以上でないと暑いとは感じないのかもしれない(笑)。
 晩ご飯後、ニュースを見て、まだ元気が戻らないので、Amazonprimevideoを久しぶりに観ることにした。ミッドナイト・イン・パリという映画だ。アメリカからパリにやって来た主人公の男性はロマンチストだ。アメリカでは脚本家として売れているらしいが、本人はそんな仕事はなげうって、パリに住んで小説家になりたいと夢見ている。一緒にやって来た婚約者とその両親は反対している。何となくすれ違って、一人で街を歩いて帰ろうとした主人公が午前零時の鐘の音を聞いたところから、1920年代のパリにタイムスリップするというお話。有名な芸術家たちが次々に出てくる……。
 興奮しまくりだった。なぜなら私と主人公のキャラはほとんど重なっている(笑)。若いころ、私もプロの芸術家たちとの交流があるたびに興奮した。有名人でも私に対してごく普通に接触する。それが、この映画でも見事に出ている。そうなんだよなあ、と納得。そして、やはりそういった有名人といえども、皆、人間だ。それらがしっかり描かれている。
 また、舞台がパリというのも共感してしまう。若いころは、何度もパリに行き歩き回った。地下鉄に乗りまくった。5回くらい行ったと思う。確かにパリには若い感性を刺激する何かがある。
 午前零時ころ、ちび助にサプリを飲ませ、また昼夜逆転の生活に戻った。

8月5日(水)「別荘生活へ向けて・・・の風さん」
 午前5時過ぎに、外へ出て、ミックスペーパーごみを2袋集積所に出して来た。
 長編だけでなく児童書もあとがきに着手した。安心してシャワーを浴び、就寝した。
 午後1時半起床(笑)。スマホで気温をチェックすると、やはり当地は名古屋より5℃低い。ありがたいことだ。
 ストレッチ前に投函に行った。晴れていても少し風がある。名古屋より温度が低いのは間違いない。往復で約千歩。
 帰宅してからストレッチ、ブランチ後、特殊雑務に出動。今日は午後、ワイフが出かけているので、安心して作業ができる。
 和室にある二段ベッドの足部分に直径10ミリの穴を明けた。一行で説明したが、だいぶ以前から準備していたし、今日も段取りから後片付けまで入念におこなった。ほんの少しだけ紹介すれば、ドリルの刃は木工用で別途購入してあった。ハンディクリーナーで切り屑を清掃したので、何事もなかったようになっている。
 退職以来悩んでいたが、リフォームを開始した時から、今後の暮らし方をほぼ決めた。やっとだ。町は少子高齢化が進展し、活気のあった住居地もゴーストタウン化が進んで行く中で、ここは別荘だと思うことにした。別荘であれば、インフラやライフラインに不便があっても仕方ないじゃないか。それより別荘らしい異次元の生活空間へリフォームして行こう。もう子育ての空間ではないのだ、と。
 特殊作業を終えて、かき氷を作って食べた。マシンが使えて嬉しい。
 ルーチンを終えたところで、ワイフが帰宅した。ちび助の点滴を先に終え、いただき物の鰆の刺身を堪能した。ぜいたくだあ。
 晩ご飯後、疲労が出てリビングでダウン、と言うより、フローリングの上でダウン。昔から得意だな(笑)。
 午前零時にちび助にサプリを飲ませて、また私の昼夜逆転の執筆が始まった。

8月6日(木)「月初のルーチンでつなぐ・・・の風さん」
 昨夜は、児童書の決着をつけようと(それほどでもないが)、あとがきと著者略歴の案も作成し、送信もして、未明に就寝。
 午後1時半起床。だめだ。疲れている。入念なストレッチをしてからブランチ。トーストとホットミルクのみ。
 すぐ知的な作業ができる状態でなかったので、月初のルーチンをやっておくことにした。
 排水管の詰まり予防と鏡の清掃、そして3台の空気清浄機の電極含めた清掃だ。今夜はコンタクトのたんぱく洗浄もする。
 やっとルーチンに着手。疲れていてもちゃちゃっと終了。
 一つ重要なメールに返信していなかったので、疲労と戦いながら、何とか出せた。
 てなことで、今日は最初から屋外作業は困難だった。
 晩ご飯前のわずかな時間、フローリングでダウンしていた。
 今回のコロナについて、私自身の現時点の認識は、@自然な免疫は維持されないA撲滅は困難B予防接種ができても適切な時期がない なので、当面の着地点として、昔の記憶がよみがえった。
 1975年に初めて海外旅行に出かけた。大学生協が募集している安いツアーだった。行き先はヨーロッパ。海外旅行はこれっきりかもしれないと思い、一次旅券(帰国したら失効)を入手した。もう一つ、法的に絶対必要だったのが、ビザ……ではなくイエローカードだった。サッカーではない。「痘そうの予防接種に関する国際証明書」のことである。黄色だったので、この愛称だった。仙台市内でワクチン接種を受け、東京検疫所塩釜出張所へ行き(まだ仙台に検疫所はなかった)承認印の桜スタンプを捺してもらった。パスポートとイエローカードがなければ、当時は、ヨーロッパへ旅行できなかったのだ。
 新型コロナも来年くらいからこうなる可能性がある。他の候補としては、PCR検査「陰性」証明書かな。痘そうのイエローカードの有効期間は3年だったが、新型コロナははるかに短そうだ。
 夜勤ではない通常勤務の(笑)執筆時間がやってきた。これから月末へかけて長編にかなりウェイトをかける。
 あとがきの執筆の5回目をした。何度も書き直して、あとがきも第一稿レベルになるのだ。
 それからやっと第一章第一節のリファインに取り掛かった。何度も何度も書き直している原稿だが、あらためて確認すると、まわりくどい文章やなくてもいい文章が見つかった。削除した。快感だし、嬉しい。
 このまま夜が明けると悪魔のサイクルが繰り返されるので、今夜は早めに閉店してみた。

8月7日(金)「ちび助は夏バテ?・・・の風さん」
 いつもより早く就寝しても、起床は正午過ぎ(笑)。
 ストレッチ、ブランチ後、月初のルーチンのレンジフードの掃除。いつもより数日遅くなっただけだが、今までで最も汚れていた。しかし、この作業にもだいぶ慣れた。最後は、台所の天井の掃除。同じ油汚れ用のクリーナーを使うのだが、確かにきれいになる。台所の天井全体の3分の1が終わった。まだ先は長いぞ。
 ルーチン後、ホットタイム。最近のちび助は主にサンルームにこもりっぱなし。動きが低調で、エサを食べに出て来ない。
 そのちび助を連れて病院へ行った。やはり体重が減っている。夏バテかなあ。それなら何も暑いサンルームにいる必要はないのに。これまでのように月2回くらいの点滴休日は当面やめて、毎日点滴に戻すことに決めた。
 帰宅し、晩ご飯後、ニュースを見てから、執筆に復帰。児童書の原稿は、再改訂をしておいた。次回送付時に使用する。これからは長編だ。あとがきの6回目。あと少しだな。今夜は二つの節を見直した。昨日の調子は維持できている。
 新型コロナの関連で、引き続き政府の指標提示があった。遅い。具体的な対策をもっとたくさん紹介し、店舗や施設、家庭でそれぞれフィットするものを選択できるようにしてほしい。さらに、買占めが起こる恐れもあるので、転売禁止や、政府があっせんするなどして、経済の成長にもつなげてほしい。
 今夜も早めに就寝した。

8月8日(土)「久しぶりに草むしり・・・の風さん」
 午前3時就寝でも正午起床。疲労がたまっているのかも。
 しっかりストレッチして、ブランチ、ルーチンまでは普通に頑張った。
 あまり元気は出ないが、少しでも屋外作業をやっておくことにした。出動!
 短時間でも蚊取り線香を腰に装着し、大きな剪定ばさみを使って、庭木や高く伸びた雑草を刈った。手でむしれるところは手でむしった。道路に枝葉が落ちたが、拾い集めている余裕はない。竹ぼうきをまだ買っていないし。
 予定通り、シャワーを浴びて着替えた。かき氷を食べるつもりだったが、ワイフの生徒さんがピザを持って来たので、そのお裾分けを頂戴した。私の贔屓のピザ屋さんだが、来月で閉店する。残念だ。この味に匹敵するピザ屋は知らない。
 今日は、福島の知人が桃が届いた。フルーツ王国の桃だから美味いに決まっている。早速、いつも魚をお裾分けしてくれる近所へ、お裾分けに出かけた。こういったことができるのは田舎に住んでいるお蔭だろう。ありがたいことだ。
 疲れたのでダウンしてみたが、長い時間は無理だった。
 晩ご飯後、ちび助の点滴をやや少なめにして実施した。夏バテですめばいいが……。しばらく点滴休みはなしとする。
 新型コロナは相変わらずだ。鎖国状態に近いので、これで済んでいるが、海外との往来が盛んになれば、現在の世界情勢からしたら、ひどい状態になる。国民の必死の努力で、現在の状態なのだ。これ以上国民に精神論で迫ってはいけない。戦時中と同じになる。しかけや道具、工夫といった具体的な例を集めて発信するべきだ。我が家は、通常手段に加えて、空気清浄機3台のフル稼働、ワイフの教室にはクレベリンとコロコロも常置、随時使用は空気清浄機能付きのエアコンと加湿器。
 今夜の執筆は長編のリファイン。二つの節を良いペースで完了できたので、その後、読書までできた。
 今夜も早めに就寝。

8月9日(日)「閑散盆施餓鬼・・・の風さん」
 昨夜(?)もそうだったが、早めに就寝してもバタンキューではない。バタンキューが私のライフスタイルなので(たぶん)、これからの無理がきかないライフのスタイルには、早めに就寝は良くないようだ。
 9時半に目覚ましで起床したが、イマイチ不調。今日は11時から心月斎で盆施餓鬼がある。毎年の恒例行事だ。主旨は先祖供養で、私の信条でもある。ただ、今年は新型コロナのこともあって、お寺も苦心している。法要後の精進料理はない。
 何とか、体を目覚めさせて、ワイフのアクアで向かった。例年、駐車場がいっぱいなのに、閑散としている。時間当たりの人数を制限しているのだろうか。
 実は、そうではなく、ほとんどの檀家が、供物やお布施を寺に渡して、出席だけ遠慮していたのだ。仏壇のお参りも短めに終わった。楽しみにしていた精進料理はなかったけれど、アンパンのお土産ももらえた。
 帰りに、地元の農家がやっているジョイフルファームへ寄り、桃を送ってくれた福島の知人へ、地元の名産のみかんをクール宅急便で送った。あとでお礼の電話をした時、送った話もした。
 ブランチはそれほど遅い時刻ではなかった。名古屋めしの一つ、辛いあんかけスパゲティをハーブティーでいただいた。
 体力的に限界で、夕方までダウン。
 晩ご飯後、ワイフの希望で、長女の部屋のPCを再稼働させた。しばらく必要になるそうだ。
 Windows10の格安ノートブックで、少々怪しいのだが、前回、新プリンターのソフトがインストールできなかった。ノートブックを購入時点に初期化しようと覚悟していたのだが、なぜか新プリンターを認識させただけで、印刷できるようになった。ブラウザのエッジの最新版がインストールできない問題だけ残して、ワイフに再提供できた。
 長編の執筆に取り組んだが、問題点の多い節にぶつかってしまい、手こずった。
 今日は昼寝したこともあり、就寝は午前5時半になった。

8月10日(月)「やっと電動草刈り・・・の風さん」
 正午起床。入念なストレッチ、ブランチ、ルーチンを終えて、やっと屋外作業に出動。
 今日も、日中の最高気温は名古屋より3℃低い(スマホで簡単に確認)。これがありがたい。
 よく見ると、雑草が随分と伸びている。天気が好いとすごいな。1時間ほどの予定なので、全面をしっかり刈るのは困難。前回あまり刈れなかった部分だけしっかり、それ以外はざっと刈ることに方針を定めた。
 バッテリ2個(1個は倍の容量)分だけ刈った。晴天はずっと続くので、1週間以内にまたやろう。
 シャワーを浴び、着替えて、これまたやっとかき氷を食べられた。今日はいちごミルク(笑)。
 続けて、ワイフとホットタイム。これで水分補給はバッチリだ。
 晩ご飯までフローリングでダウン。これも計画通り。町の体育館のトレーニングルームは新型コロナ対策のため、まだ閉室中だ。ウォーキングするにはちょっと暑いし、当面は、屋内外作業で体力維持だな。
 サンルームにいることが多かったちび助が、台所に新たなねぐら(段ボール箱)を発見した。そのせいか、元気になったようだ。それでも、点滴とサプリは欠かせない。
 今夜は、長編のリファインの続きだ。少々厄介な節に入っている。何とか、その節を突破できた。
 読書してから就寝。昨日より1時間早い。

8月11日(火)「猛暑の中買い物へ・・・の風さん」
 正午起床。入念にストレッチ、ブランチ、ルーチン後、久しぶりにキャメロンで外出。
 名古屋市より3℃低いとは言え、猛暑の真っただ中だ。キャメロンのドアノブが金属で熱い。ハンドルも熱い。車室内の温度は50℃を超えている。冷房を効かせつつ、窓も開けて空気の入れ換えをしながら走る。
 ドラッグストアの割引デーなので、まとめ買い。初めてコーヒー売り場をチェックしたら、いつも買っているレギュラーコーヒーが安かった。な〜んだ、ここで買えばよかったんだ。これからここで買おう(笑)。
 お盆休みに入り、観光地でもあり、クルマが多い。それでも、全国的には、人出はほぼ半減している。政府はこの国民性に相当に助かっている。分かっているのだろうか。大学の研究室のOBでパリ在住の人のメールを読むと、フランスは新型コロナの警戒よりもバカンスを楽しむ方を優先しているそうだ。国民性だ。ま、健康な人だけで感染し合えばよい。弱者は守ってほしい。
 続いて、ホームセンターへ。月例の砂利と予定していた竹ぼうき等を購入した。
 山越えで帰宅し、砂利はすぐ撒いた。裏の土地にはまだ円型脱毛症みたいな部分がたくさんある。雑草すら生えない部分で、雨で水がたまるので、早く塞ぎたいが、月にひと袋ずつ購入して撒く作業を続ける。いくら何でも来年の梅雨時までには塞げるだろう。
 かき氷を食べて、ホットタイムを終えて、フローリングでダウン。昨日の再現だな。
 ちび助が元気なので、こちらも元気になれる。
 夜は執筆。長編の次の節のリファインが終わった。続けて読書していたら、児童書の原稿に時代考証の誤りを発見した。修正にちょっと手間取った。こういうことがあるから、やはり歴史書は読み続けなければならない。
 就寝が昨日より少し遅くなってしまった。 

8月12日(水)「棚経とQRコード・・・の風さん」
 午前5時就寝、13時起床。8時間睡眠が確保できたような時間だが、実はあっさり眠りに落ちてはいなかった。就寝前の執筆で誤算(時代考証間違いの発見)があったことが一因だ。早く発見できて幸運だったけれど、ミスはやはりミスだ。
 ストレッチ、ブランチ、ルーチン後、住職さんを待つ態勢に。今日は棚経を上げてもらう日だ。仏壇周りの準備は万端。
 例年通りに棚経は終わり、雑談の中で、博識の住職さん(まだ若い。お嬢さんが高校生)から色々な情報を教えてもらった。
 しかし、話しの最初はいきなりQRコードだった。棚経の巡回計画は重職自らQRコードに埋め込んで心月斎のHPで公開しているとのこと。もちろんQRコードがデンソーの発明だと知っていての話の切り出しである。落語や講談でいえばマクラということになるが、レベルは高い。私もまだ自分で作成したことはない。それが必要になる場面は今後あるだろうか。ふと思った。
 新型コロナについても、よくご存じで、ワクチン開発の難しさから今の状態は数年続くのではないかと、私よりも厳しめの観測だった。ラジオもよく聞いているらしく、くだらないテレビよりも確かな情報を入手しているようだ。
 お盆の季節、お墓参りの代行について尋ねると、心月斎関連では、提携している石材店が墓石の清掃を兼ねて供花などもやっているらしい。また、自宅での棚経を墓地での読経に変更している例もあるらしく(確かに屋外の方が安全)、ただし熱中症対策が必要だとおっしゃっていた。いやあ、勉強になるなあ。
 ちび助は今日も元気そうだ。キャットフードをよく食べている。体重が戻りそうだ。
 今夜の執筆は、長編の新たな節。難物のような印象があったが、何とかクリアした。明日もこの調子で行きたい。 

8月13日(木)「短気な老人・・・の風さん」
 午前5時就寝、13時起床。あれ? 昨日と同じじゃん。いよいよ棺桶に片足突っ込んだか。
 今日も、ストレッチをちゃんとしたところで、ワイフがブランチを作ってくれた。ありがたい。
 いつもと時間帯が後ろにずれ込んだので、今日のスケジュールを相談した。今日は墓参でお迎えに行くのである。
 ルーチンを終え、長編の執筆に取り掛かった。今日の節も何とかこなしたい一心だった。
 午後6時にワイフのアクアで墓参に出発。いつもこんな時刻に墓参の人影はないが、今日は何組も見かけた。
 日没前で、雲が広がっていたので、それほど暑くはなかったが、帰宅してホットタイム。
 晩ご飯前まで中学校1年生の数学の教科書を少し読んだ。至れり尽くせりの編集に感動した。
 晩ご飯はメニューが豊富だったが、貰い物ばかりということで(さっきのホットタイムも)、感謝感謝感謝。
 食後のニュース番組が恒例だが、気合が入らない。年をとると怒りっぽくなるというのは本当だな。人生経験が豊富過ぎて、報道のレベルの低さに苦虫を噛む。とはいえ、その前に事件というかコンテンツがひど過ぎる。新型コロナは長期戦なのに、対策は国民頼みになっている。そのような中、黒い雨裁判が控訴になった。呆れてぼう然。地裁が見事な大岡裁き(当時は聞き取り調査も大変だったと責められないと)を見せたのに、なぜ自治体は従わない。愚かな政府の横やりに屈した。75年の時の重みを感じていないのか。どこかの国みたいに、何年、何十年、何百年たとうと過去を責め続けるのと似ている。長崎の原爆の日のカズオ・イシグロ氏のコメントの素晴らしさがよみがえる。意味は、今日は75年前の悲惨な日を思い出す日ではなく、75年間悲惨な日が繰り返されなかった日だ、というもの。未来へ向けて、これからも悲惨な日が繰り返されない日が続くようにという感動的なメッセージだった。それに引き換え、国は原爆禁止条約に調印していない。何をためらうことがあろうか。アメリカの核の傘で守られているのは事実だ。それはそれ、これはこれではないか。すべてを矛盾なくなんて現実世界ではあり得ない。人を殺すのは良くないことだが、死刑が合法化されているのも同じではないか。……。てな感じで、老人はどんどん怒ってしまうのだ(^_^;)。
 長編のリファインの続きに着手した。信じられないことに、今日の目標である節を午前零時前に終了した。
 読書して、早めに就寝した。短気な老人よ、明日も頑張ろう。

8月14日(金)「猛暑の中電動草刈り・・・の風さん」
 午前4時就寝、11時半起床。おお、早起き(笑)。
 入念なストレッチ後、ワイフとブランチ。1日2食(プラスおやつ)でも、しっかりしたブランチをとると、ダイエットにならないかも。今日は屋外作業をやるからOKとしよう。
 日中の最高気温をスマホでチェックしている。今日の名古屋市(長女居住)と当地の温度差は5℃だった。次女がいる茨城県や東京などとも比較しているが、当地が最も低い。海の近くに居を構えて正解だった。
 ルーチンと長編の執筆後、屋外作業に出動した。前回半分しかできなかった電動草刈りの後半戦だ。蚊取り線香を腰に装着するところから開始。ルーチン化している。今日は日差しが強いので、百均で購入した麦わら帽子もどきが役に立つ。首には手拭いが巻いてあり、半そでTシャツから出た両腕には白いカバー。手は軍手。
 1時間、バッテリー2個を目安に作業した。終わらなかった(^_^;)。道具を水洗いして屋内へ。事前にエアコンで冷やしてある。
 シャワーを浴び、着替え、かき氷を作る。これで精神的には正常に戻る。続けて、ワイフとホットタイム。義姉が送ってくれた手製のチーズケーキと会社の元同僚がプレゼントしてくれたハーブティーだ。なんとゴージャスなおやつタイムだろう。
 元気が出たので、晩ご飯まで長編の執筆。今日の節は手強い。
 晩ご飯後、長編の執筆の続きに取り掛かったが、ここまで仮眠しなかったのが響いてきた。しばし(約1.5時間)書斎で横になった。それから、執筆の続き。今日の分が終わったわけではないが、あるところまで到達した。明日も手強いぞ。

8月15日(土)「お盆と終戦と・・・の風さん」
 午前5時就寝、正午起床。平和を祈念する黙とうはベッドの上。愚かな戦争だったと思い知る貴重な日だが、いつかは風化してしまうのかもしれない。人間は誰でも無知から誕生する。知るべきことは年々増加しているので、先へ行けば行くほど勉強が大変だろう。しかし、わずか75年前の終戦ですら、厳しく分析して反省することがない。おっと、また短気な老人がボケ頭を持ち上げた。
 今日、明日と東海地方は猛暑日になる。スマホでチェックする名古屋市との温度差は、早くも5℃となった。
 ストレッチ後、ブランチは播磨国揖保(いぼ)の素麺だった。歴史のある素麺だと初めて知った。ワイフは私が食べ物に関して無知なので、退職以来、何度も驚かれる。恐らく私のご先祖様の中に飽食の人がいたのだろう。そのお釣りで私は生きていられる(笑)。
 ルーチン後、長編の執筆に取り掛かった。今日は昨日の続きに近く、けっこう苦しみそうだ。
 ワイフと約束通り、午後6時に墓参に出発した。旧盆はともなく、今や太陽暦のお盆ということで、全国的に月遅れの8月15日が中心にお盆となるが、これは成り上がりの明治政府が残した皮肉な行事だ。終戦と重なっているのは、とても良いことだ。
 お盆の行事は色々あり、地方差がある。13日の迎え火はだいたい共通しているが、送り火は15か16日となる。愛知県内でもばらばらのようだ。私が住んでいる尾張地区、知多半島ですら統一感はない。
 ワイフに言わせると、心月斎の檀家は15日の送り火が多いそうだ。行ってみたら、そうでもない。しかし、3か所で、墓石を囲んで食事をしている家族があった。
 短い間隔で墓地の清掃をしてきたので、きれいである。まだ痛んでいない供花を取り除いたら、ぴょん吉が飛び出した。小さな雨蛙で可愛い。小高い丘の斜面の墓地で、近くに小川も池もないが、食べ物は豊富なのだろう。
 帰宅してホットタイム。その後、晩ご飯まで執筆の続き。
 バカンスを楽しみ過ぎたヨーロッパで、また感染拡大が始まったという。お国柄だから仕方ないが、死者数が増えるのはよくない。
 夜はまた長編のリファインの続き。

8月16日(日)「お盆休み明けを意識・・・の風さん」
 午前5時就寝、正午起床。暑い時間帯に目が覚め、エアコンは切れているので、ちょっと困る(笑)。
 ストレッチ、ブランチといつものパターン。
 スマホで確認する各地の気温に、長男の京都や兄貴の福島県なども追加した。今日は福島県が一番低い。何のことはない。福島は雨だ。今日は40℃を超える場所もあった。本土より沖縄の方が気温が低い。日本は熱帯地方だと私一人騒いでいる。急な土砂降りはスコールだろう。
 猛暑でなければ、今日は電動草刈りの3回目(だいたい3回やれば裏の土地がすべて終わる)の予定だったが中止した。裏の土地にはちょっとした異変も起きている。何と、雑草が枯れ出したのだ。雨の降らない猛暑日があと1週間続くらしいので、枯れた部分は拡大するだろう。恐ろしいことだ。
 長編は厄介な節に入っている。課題が多い。つまり修正が多い。時間をかけるしかない。
 とりあえず、日曜日ということもあり、児童書の原稿の改訂版をエージェントへ送っておいた。出版社がお盆休み明けから動き出すかもしれないので。
 続いて、日刊工業新聞社との新しい企画検討というか雑談を続けるため、メールを1本送っておいた。
 晩ご飯後、長編の修正の続き。これはなかなか手強い。
 集中力が途切れたので、今夜は早めに就寝することにした。明日は特殊雑務もある。

8月17日(月)「長女のベッドの改善・・・の風さん」
 午前11時半起床。ワイフはトールの教室へ出かけて留守。こういう時は屋内の大掛かりな仕事ができる。
 ストレッチは腹筋運動や腕立て伏せも入っていて、けっこうメニューは多い。毎朝やらないと体が動かない。これが老化なのだと今ごろになって実感する。人間は無で生まれ、幸運にも経験をたくさん積んで、それを生かそうとする頃には老化で体が動かなくなる。一生、その瞬間瞬間を大切に生きていくしかないのだ。小学校高学年の頃から、実はそういう思いが芽生え、中学時代は、もし長生きすれば今この年代が良かったなあとあとで思い出すだろうと思い始めた。ところが、知識も経験も不足していたそういった年代つまり十代は、やることなすこと自分の思い通りに行かず、ひたすら悩んでいた。そういう年代でもあった。
 脱線し過ぎた(笑)。
 久々のトーストとホットミルクだけのブランチ後、長女の部屋へ出動。屋内特殊雑務である。
 道具類をたくさん運び込みながら、やったことはベッドの改善である。ワイフが長女のベッド(元は、私が須賀川市で使っていたもの)の位置をほぼ確定したので、取り掛かった。位置はほぼ確定しているが、実は動かすのがけっこう大変だった。それで、キャスターを装着した。大きいのが4つと中くらいのが2つである。大きいキャスターの取り付けにはやや問題が残っているが、それはまた後日だ。
 今回、ベッドを分解したことで、利用できなくなっていた下部の抽斗3つの取り付けを反対方向に変えた。この収納は使える。
 約4時間の作業が終わりかけているころ、ワイフが帰宅し、今日の成果をお披露目した。長女の部屋でやることの大きな一つがまた減った。私としてはホッとした。次は長男の部屋である。
 ホットタイム後、やっていなかったルーチンをした。
 疲れたので、体を休めながら午前零時を迎えた。
 ようやく厄介な節に再び取り組んだのだが、突破できなかった。これは難しい。
 外が明るくなりかかったころ就寝。

8月18日(火)「スランプ脱出・・・の風さん」
 午前5時就寝、正午起床。これは単なる昼夜逆転ではない。本当は1時間くらい早めにしたい。執筆がスランプだから、就寝が明け方になってしまうのだ。
 ストレッチをしながら体を目覚めさせていく。スクワットだけは就寝前にもおこなっている。
 ブランチはあんかけスパとハーブティー。この組み合わせは好きだ。涼しくなって外で食べられたら最高だろう……とロマンチストの私は思うが、リアリストのワイフはすぐ反対する(笑)。後片付けは私もかなりやっているのだが。
 昨日は、浜松で41.1℃を記録した。同じ東海地方に住んでいるので、当地も暑い。それでも、30℃台の前半なので、ありがたい。とは言え、執筆がスランプということもあり、屋外作業はもとより屋内作業も今日は中止。裏の土地の雑草は、中央部分が勝手に枯れていく。周囲がしぶとく伸びているので、そのうち刈らねばならない。
 屋内作業中止とは言っても、何もやらないわけではない。お盆提灯を片付けた(笑)。あと、マイナポイント関連で、分からないことがあったので、電話でサービスセンターに聞いてみた。重複申請不可の具体的な内容についてだ。クレジットカードとスマホアプリでも重複になるとのことだった。
 ルーチン後、執筆再開。
 長編のある節の書き直しの3日目くらいになる。さすがに覚悟を決めて書き始めた。
 夕方のホットタイムごろには、調子が戻ってきた。創造という仕事は難しいなあ。スランプに陥ると、自らの老化やボケの疑惑にかられてしまい、ますます進まなくなる。結局、スランプを脱出できても、何が原因だったか分からない。実力不足ということか。
 スランプは脱出できたが、難関の節は終わらなかった。

8月19日(水)「脱線また脱線・・・の風さん」
 午前5時就寝、正午起床。このところ腰痛が出ている。ストレッチでは無理しないようにし、ときどきコルセットを装着して、腰への負荷を低減しているが、薄着でも暑い(笑)。
 2階のシャワートイレが不調である。現在のものは、階下のトイレのお下がりで、2代目(台目)となる。一度、動作不具合があり、分解して再組付けした。来年あたり3代目にしようと目論んでいたが、不調になるのがちょっと早い。そのうち時間を作って分解してチェックしてみるつもり。一昨日は木工職人をやったが、トイレを分解する時は何だろう。シャワートイレ本体だけなら電器屋さんで、配管もいじってリニューアルする時は水道屋さんとなる(笑)。いやぁ、楽しい、楽しい。
 昨日、難関を突破した長編のリファインの続きに着手した。ここからペースアップするぞ、と気合だけは入れているが、ボケ老人の失速が怖い。ちび助が元気なので、この間に元に戻らねば。
 シャバには気になることが多過ぎる。一つだけ書いておこう。アメリカ大統領選挙だ。日本人の常識的感覚からすれば、トランプは悪役でバイデン氏は正義の味方に見える。国際政治の世界は、常識ではない。日本のように、人柄で政治家を選ぶわけではない。私も同感だが、政治力が最も大事だ。スキャンダルなど関係ない。その国のあり方(企業で言えば経営理念か)に従った行動力が必要だ。
 日本でいえば、日本らしさというのが平易な表現だろう。あくまでも美点を言っている。最近の例でいえば、モーリシャスの重油漏れ問題だ。すぐに何百人規模の人員と最新の設備を派遣して、地域の環境被害を最小限に抑えるべく行動すれば、日本らしさと言える。そういった迅速な行動ができない政治家(個人を言っているのではない。政治にあずかっている野党も含めて全員だ)は不合格となる。情けない。世界が認める日本ブランドが棄損される(MBA的表現です)。
 脱線したので、話を元に戻す。副大統領候補にハリス氏が選ばれる。日本の報道で黒人という言葉が盛んに使われている。アフリカンでない彼女を黒人と呼ぶのは一種のヘイトではないかと思った。そこで、アメリカ国内でどのように報道されているのか調べた。ニューヨークタイムズの記事をネットで見つけた。英語の原文の記事を見たかったのだ。そうしたら、black woman と書かれていた。Wikipediaもちょっと見たが、黒人の定義は広いらしい。そして、black という表現は差別用語でないらしい。私の先入観では、colored people だったのだが、外れた。
 ちなみに、歴史小説を書く場合の時代考証は広範囲に及ぶ。江戸時代の鎖国状態でも、海外の物や情報は膨大に入っている。それらのルーツも調べる。ネット時代は便利で、英語で検索すればすぐにヒットする。私の場合、オランダ語での検索も必要になることが多く調べるのは楽しいが、解読は困難である(笑)。

8月20日(木)「出会えた短編に感謝・・・の風さん」
 正午起床。今日は、昼食前に外出する計画が綿密に(笑)作られていた。ところが、ストレッチの途中でワイフから「ピザを食べに行こう」という提案があって、予定変更。ピザ屋は9月末で閉店するので、チャンスを逃すわけにはいかない。
 しかし、私の外出計画の中にも優先順位がある。先に、産直店へ行き、温室みかんを知人へ送る手配をした。
 ピザはいつものように美味い。閉店が惜しまれる。建物は完全に壊すそうで、記念に何かもらおうと思っている。
 帰りに授産所併設のパン屋で、これまた美味しいパンを購入して帰宅。ここのパンの味も極上である。
 ストレッチの残りを少ししてから書斎へ。相変わらず腰が黄色信号なので無理はしない。
 今日も昨日に続いて暑いが、冷房もちゃんとして熱中症の心配はない。
 執筆の続きに着手……という前に、スランプ脱出のため、短編小説を1本読んだ。傑作で感動した。スランプの時に出会うべき作品だった。この幸運に感謝感謝感謝。
 ホットタイム後、ようやく執筆再開。短編を読んだお蔭で、落ち着いて執筆マシンに向かうことができた。
 アメリカ大統領選挙は、バイデン候補が当選しそうなムードで報道されている。4年前も、トランプの当選は望まれていなかった(少なくとも日本人には)。ブラジルでも韓国でも国民の支持率は半数を超えている。人柄で選ぶ国ばかりではないのだ。
 執筆は加速しないが、キリの良いところまでで、いつもより1時間早く就寝。

8月21日(金)「将棋と数学・・・の風さん」
 早めに就寝しても正午起床(^_^;)。だめだ、体力がない。
 ストレッチ後、キャメロンで外出。車室内の温度が50℃より低い。激しい猛暑のピークを越えつつあるな。明後日は二十四節気の処暑だし。
 月例のATM巡りだ。JAへ行き、キャッシュをおろした後、キャンペーンのスーパー定期を契約した。多忙で来られなかったので、抽選券がもらえなかった。残念だ。続いて、JPへ行き、近所のUFJでATMを操作した後、JPで投函と送金などをした。
 帰宅してからトーストとホットミルクのブランチ。
 ルーチンとメールチェックで、早くも疲労。熱中症や栄養失調ではない。もっと家の中でも体を動かして、雑務をしながら体力アップをはかるべきだ。しかし、執筆が気になる。
 ホットタイム後、執筆再開。今日は何とか次の節を越えたい。ここも難物かもしれないのだ。
 新型コロナを筆頭に自然災害で苦しむ日本列島だが、やはり明るい話題の筆頭は棋士藤井聡太の活躍だ。特に、新型コロナのために、移動制限がかかっている時が大変だった。制限がずっと延長されていたら、最年少という記録が不可抗力で自然消滅するところだった。本人の強運もあったかもしれないが、とにかくよかったよかった。いちおう私も愛知県に住んでいるので、地元の熱狂ぶりがよくわかる。日本中を興奮させたのがすばらしい。
 あまり報道されないのが残念だが、彼は中学時代から数学が好きで得意である。将棋を指すプロセスを考えるためにも、数学は基本的な学問になると思う。数学を役に立たないと思っている人が少なくないと思うが、将棋も数学の応用の一つである。もっと言うなら、あらゆる知的な思考のベースとして数学(と国語)が重要である。考えていることを作文させれば、その人の頭の中の思考がそのまま出てしまう。恐ろしいことだが、事実だ。
 また脱線してしまった(笑)。話を戻すと、藤井二冠は、時間ができたら何をしたいかというインタビューに、将棋研究用の自分のパソコンを組み立てたいと回答していた。AIソフトで将棋を研究していて、AIに匹敵する指し方をする彼なので、この探求心と向上心には恐れ入る。
 執筆は深夜に及び、次の節をクリアするまで粘ったので、就寝がまた午前5時になってしまった。

8月22日(土)「ネットオークション・・・の風さん」
 正午起床。今日明日は猛暑はやや弱まる見込み。スマホで当地の天気をチェックすると夜から雨だ。しかし、屋外作業はしない。執筆が大詰めだし、裏の土地には3台駐車している。ご近所に利用してもらえてうれしい。
 腰をかばって腹筋運動以外のストレッチをし、ブランチ後書斎へ。
 ルーチン後、執筆に取り掛かった。
 新型コロナウィルス感染症は、だらだらと続いている。症状が出てからでは、もう他人に感染させているので、根絶は難しい。無症状の人も感染させている可能性が高い。世界で蔓延拡大しているので現実的でないが、もし国内だけで撲滅するなら、先制攻撃がベストだ。つまり、国民全員のPCR検査の繰り返し。そうやって、感染者をすぐ見つけて隔離する。これを継続すれば、撲滅できる可能性がある。
 しかし、それは現実的でない。とするなら、今の状態を維持し、これ以上悪化させない。ところが、ある確率で、重症者と死者が発生する。他の要因での重症者や死者の数より少ないからこれでいいだろうとは、専門家はもちろん政治家も言えない。ところが、現実はこの路線で進んでいる。
 それとは別に、経済が問題だ。これも非常に難しい。補償は絶対必要だ。特に弱者(社)に重点的にやること。守りだけではいけない。GOTO何とかをやっているが、もっとアイデアを出せと言いたい。こういう時なので、衛生関連を中心に、ビジネスチャンスを利用するように誘導すべき。不織布マスク製造の後押しがあったが、もっとやれないのか。
 話は変わって、ネットオークション。ごくたまに落札して購入することがある。こういう時なので、資金は不足している。しかし、欲しい物件が出てきた。誰も入札していない。今夜が終了時刻だったので、ずっと見守っていた。夕方になり、初期設定価格で入札してみた。競争になったらいやだな、と思っていたが、他からの入札がなく、決定した。後処理があるので、うまく行けば、うれしい。
 午前2時までに、長編の修正の今日の分ができた。決して絶好調ではないが、進んでいる。
 読書をしてから、早めに就寝することにした。

8月23日(日)「今日も元気が出ない・・・の風さん」
 約8時間のSLEEPで起床。ところが、疲労がたっぷり残っている。なぜか不明。
 今日も無理しないストレッチをし、ワイフとブランチ。まともなブランチを摂っているが、それで元気が出るわけでもない。栄養不良ではない。
 ルーチンを軽く終えたが、自分の疲労感に腹が立つ。創造的な仕事はまだできないので、雑務を先に片付けることにした。
 オークションで落札した物件の支払い手続きをした。500円クーポンを無事に利用できた。これで指定したゆうパックが安くなる。貴重な古書を落札したので、安価なゆうメールというわけにはいかない。これでひと安心。発送はウィークデーの明日だろう。
 長女の部屋と長男の部屋を往復して、荷物の移動をした。次の段階への準備である。若い時なら一気にやるのだろうが、今はだめ。悪くすると、怪我をしたりする。厄介なボケ老人だ。
 ホットタイムで甘いお菓子を食べても、疲労感は消えない。
 寝転んで、書き直しの構想を練ってみた。左手で帳面に書き込んでいく。スラスラできた。やはり創造的な仕事には体力が必要だ。つまり、普通の執筆スタイルも、弱った肉体の負担になっていることが判明した。やれやれ。それにしても、すごいな。書き直すべき方向性がちゃんとメモできた。こんなことをしていると、現役マネージャー時代を思い出す。若くて元気な部下たちが、次々に相談に来るのに対し、話を聞いて適切なアドバイスや指示、サポートをおこなった。ハイレベルの質と量の仕事をこなしていた。一人でできることではないが、マネージャーが何人いてもできるわけではない。ベテランと若手の組み合わせ、役割分担、そういったものが組織行動の基本で、うまく行っている会社は成長する。
 また、脱線してしまった(笑)。
 結局、元気が戻ってきたのは、ファイト〜一発ドリンクを飲んでかなり時間のたった明け方だった。

8月24日(月)「変わるもの変わらないもの・・・の風さん」
 正午起床。睡眠はまあまあ。ストレッチをしてみると、やや体調が戻った感じがする。(執筆の進捗が大きな影響を与える)精神的なものとあいまって、体調というのは変動する。しかし、戻りつつあるのは良いことだ。
 先ず、JPの分局へ行ってきた。郵便物を2通出すのが主目的で、急いでいた。先週末のJAもそうだったが、自分の用事をすべて完了するまで、来客は一人もいなかった。私にとっては、気が楽で助かるが、店舗としては問題だろう。過疎化が進むと、JAもJP分局も閉鎖になる恐れが高い。もはや時間の問題だろう。
 帰宅し、トーストとホットミルクのブランチ後、ルーチン。雑務はやらない。今日はとにかく調子が出てきた執筆を最優先だ。
 自分の一生なんて、世の中の動きからすれば、たいした時間ではない(短い)と思っていた。歴史を勉強すると、いっそうそういった感覚がある。たとえば江戸時代。約270年間ある。自分だけでこの時代を生きたとすると、5人分くらいになる。親子で考えれば、10代くらい代替わりする。江戸幕府開府時と中期そして幕末だけを見れば、確かに大きな変化はあるが、前記の1人分あるいは1代分で考えれば、30〜60年間なので、幕末の激動期を除けば、大きな変化はなかったろう。
 ところが、現代は激しい。自分の子ども時代から現在まで、大きく変わっている。
 小説家の話に限定する。子どもの頃の小説家のイメージは、無頼漢というかアブノーマルな人種だと思っていた。執筆スタイル一つをとっても、常にくわえタバコで呻吟(しんぎん)していた。ひどいのになると、酒を飲みながら、だ。
 ところが、私はというと、タバコも吸わなければ、酒も飲まない(普段もほとんど飲まない。月に1回くらい、何かを1杯飲む程度)。それでいて、常に呻吟だけはしている(笑)。これを不易流行にこじつける気はない。
 執筆はゆっくりながらも、進んだ。しかし、夜明けまで頑張ってみたが、難関の節をクリアできなかった。

8月25日(火)「ちび助体重微増・・・の風さん」
 8時間睡眠というかベッド滞在で起床。体調は良さそう。睡眠と言うより、しっかり休養が必要なのかもしれない。
 いずれにせよ、とんでもない時刻にストレッチをし、超遅いブランチをし、速攻で特割日のドラッグストアへキャメロンで走ったら、改装工事中で処方箋受付しか営業していないという。ええ〜? 特割日に工事閉店? とぼやいてみたが、チェーン店なので、こういう乱暴ができるのだ。速攻で帰宅。すぐルーチンを処理。
 ホットタイムの時に、届いた宅配を公開した(大げさな)(笑)。
 先ず、ネットオークションで落札した古書。ワイフも感心していた。あと1点欲しくなった。欲が出た。そのうち(楽)。
 もう一つは、YouTuber が紹介していたツムツムグッズ。指サックである。期待の品で、これもワイフが興味津々で、早速一組奪われた。あとで試してみたが、まあまあの改善効果はある。しかし、チェーンが途切れるのは、どうも別の要因もありそうだ。
 今日はちび助の通院日である。前回の夏バテからどれだけ回復しているかが楽しみだった。
 体重は微増。あともう少しだな。点滴休みはまだ復活できない。
 動物病院の待ち時間の間に、近所のドラッグストアへ行き、買い物をして帰って来た。同じチェーン店なので、特割だった。あまりにも急いだので、買い物を一つ忘れた。
 帰宅し、遅い晩ご飯後、ニュース番組を見ながら不平をたれて、書斎へ直行。メール送信を何通か。
 執筆は昨日の続きである。途中まではまずまずのペースで進んだが、今日は外出したので、いくらか体力を消耗した。
 また、たっぷり休養して、明日頑張ろう。

8月26日(水)「電動草刈りとは・・・の風さん」
 今日も8時間ベッドで起床。やはり体調は良さそう。
 ストレッチとブランチ後、さっとルーチンをこなして屋外作業に出動した。裏の土地の電動草刈りである。そろそろやらねば。
 裏の土地は不定期の駐車場である。コロナがなければ、ワイフの教室の生徒さんの利用がほとんど。あとはご近所に随時使ってもらっている。止むを得ず、荷物が増えて、10年近い前に立派な物置を設置した。この中もいつかスッキリ整理したい。
 さて、猛暑が続いていて、と言うより、梅雨明け以降雨が降らないので、ざっと見たところ、中央部の雑草は半分枯れている。周辺はだいぶ伸びてきたので、今日は周辺だけを電動草刈り機で刈る。簡単そうに書いたが、けっこう大変である。これまで土地のことを詳しく書いてなかった。ほぼ正方形で2辺は道路に面している。広さは古い人間らしく75坪と書いておく。今日の周辺とは道路に面した2辺のことを言っている。電卓で計算すると、1辺は約15mである。なので、30mくらいの主にのり面(斜面になっている)刈ることになる。
 前回、竹ぼうきが破損したので、新品を買ってある。つまり、刈ったあと、道路に飛散した草を集めて清掃するのも重要で、すべての作業の半分はこれだ。
 いつものように、道具も洗って屋内へ戻り、シャワーを浴びて、楽しみのかき氷を作ろうとしたら、マシンがまた動かない。短気な老人は怒って、すべて片付け、ワイフとホットタイムとなった。あとで、調べたら、4本ある電池の1本が死んでいた。この電池の特徴は寿命が近付くと急激に電圧が低下するらしい。怒っていると、私自身が人生末期に同じことになる(笑)。
 晩ご飯まで体を休めた。
 10時過ぎに書斎に入り、ようやく執筆再開。昨日の続き。難物の節が続いている。

8月27日(木)「作品も季節も節目・・・の風さん」
 昨夜も延々と頑張り、約8時間半ベッドで起床(その間に雨が降った)。
 ストレッチ後、超遅いブランチとして、トーストとホットミルク。
 ルーチン後、気になる屋外作業の続きとして、昨日草刈りした裏の土地の周辺に、久しぶりに除草剤を散布した。裏の土地の除草作業は、退社後、色々な工夫をしながら、今日にいたっていて、まだ維持管理段階に入っていない。現時点は、のり面を黒い防草シートで覆っている状態。来年以降試してみたいのが、そののり面をセメントで覆うことだ。いずれにせよ、70歳までに維持管理状態にもっていきたい。
 昨日つまづいたかき氷を作った。今夏は、電池交換で2回復活したことになる。
 もうすぐ9月になるので、今月中にやっておきたいことがあり、焦っている。そのような中、退社以来悪戦苦闘を続けているゴキ対策が、今年はどうやら成功したみたいだと思っていたら、昨夜、ちびゴキの死骸が台所で発見された。屋外もしくは屋内で毒エサを食べたらしく、干からびてひっくり返っていた。ちびゴキとはいえ、屋内に侵入してきたのは、まだ対策が完璧でない証拠だ。しかし、あとひと息かもしれない。来月は、毒エサを半分入れ替える(効果の持続期間は1年なので、半年ごとに半分入れ替えることにした)。
 今日は、晩ご飯前から執筆に復帰した。今回の作品の中では重要な段階になっている。起承転結で言えば「転」で、序破急で言えば「急」のところ。一気に盛り上がって、エンディングにつなげなかれば物語にならない。
 子どもの頃は空想少年だったので、ストーリーはいくらでも思い付いたが、おとなになるに従い、余計な配慮、膨大な経験と知識そして愚かな欲が邪魔して、ストーリーが作れない。困ったものだ。でも、ここが踏ん張りどころ。

8月28日(金)「首相が辞意・・・の風さん」
 前回もそうだったが、ワイフを朝駅まで送るとなると、ほぼ徹夜覚悟となる。それはそれでチャレンジになり楽しいが、執筆に悪影響がないようにしなければならない。
 いつも通りに夜明けまで頑張って、シャワーを浴び、ベッドに直行せず、リビングのソファで横になった。
 目覚ましをかけて、1時間半後に起床。こういうタイミングで起きると、朝食が必要になる。この朝食を年初から抜いているのでダイエットというか体重が減って来たのだ。ま、とにかくトーストとホットミルクで普通に朝食。
 ワイフを駅まで送り、帰宅してベッドに直行。
 4時間半くらい仮眠して起床。ストレッチに続いて、またブランチ。今日2度目のトーストとホットミルク。飽きないねえ。ちび助がキャットフードばかり食べているのと似ている(笑)。
 ルーチンとメールチェック、物置への片付け、2階の片付け等をほんの少ししてから、執筆態勢に戻った。何となく不調。しかし、粘り強くやる。途中で安倍首相の辞任スピーチを聞いた。自然災害を始めとして色々ある中(奥さんを筆頭にずい分と身内に足を引っ張られたのは気の毒だった)、8年近く、安定した日本を維持した貢献は大きい。難病指定されている持病が再発したのは、頑張り過ぎだったからだろう。お疲れ様。養生してください。かつて職場にもそういう先輩が多かった。還暦で退社した私は限界だったと思う。私より1歳下だが安倍さん以外に、首相適任者はいなかったと思う。次の首相は中継ぎになりそうだ。人材がいない。いずれにせよ、国際社会で存在感のある、長期政権を担える人でないといけない。次の次は河野太郎が良さそうだ。
 夕方ワイフの迎えに駅まで行き、ホットタイム。
 その後も、しこしこと粘り強く執筆。いちおうペースに乗っているが、遅いのは実力か。まじめに継続するのが私の特徴だから、いきなり爆発力は出ない。期待してもいけない。

8月29日(土)「ビジネス戦略にはまる・・・の風さん」
 8時間半の休眠(?)で起床。やはり休眠はたっぷりとらないと……。
 ところが、この後、想定外の展開へ。
 昨夜、ワイフがテレビのCMに出た商品を「いいね」と言ったので、私もちらっと見て「いいね」……じゃない同感だった。
 ここで脱線というか、マーケティングにおける4P分析をひとくさり。4Pとは、Product、Price、Place、Promotionのことである。ビジネス戦略を考える上での基本の一つ、いわゆるフレームワークである。
 今回の「いいね」で私が見事にその戦略にはまったのは、むろん4つすべてだが、特筆すべきはPlaceだった。別の表現をするとチャネル、日本語で流通となる。今回は「ローソン限定販売」に乗ってしまった(笑)。販売ルートも顧客の購買意欲をそそるための立派な戦略となる。
 何せ昨今金欠病の私は、お金を使うのを極力抑制している。ところが、自然にたまったポイントという麻薬みたいなものがあり、それ(Ponta)はローソンで使えるのだ。個人的理由かもしれないが、ビジネス戦略にはこういったルートも考えていたはず。
 ストレッチ、ブランチ、ルーチン後、キャメロンで出動した。最も近いローソンへ。もしかすると、往復10分で終わるかも。
 店長いわく「入荷した週に全部売れてしまいました」。こういった情報はさらに顧客の購買意欲を煽る。単純細胞と化した私は、スマホで次にローソンを検索し、電話で在庫を確認したら「ある」という。取り置きをお願いして、またキャメロンのハンドルを握った。ところが、現地へ着いてビックリ。ローソンだが違う店舗だった。電話番号からその店舗を教えてもらい、またキャメロンで疾走した。
 購入できて帰宅した時には、出発から1時間も経過していた。時間比例でない体力を消耗してしまった。
 課題図書になった『円周率の謎を追う』が増刷になり(ロングセラーである)、その見本が届いていた。嬉しい。ローソンで購入した商品はワイフへ「増刷のお祝い品」としてプレゼントした。
 長編の執筆は、また難物の節をどうにか修正完了させることができたが、夜明けは近かった。
 明朝、廃品業者が回って来るので、玄関前に、金属ゴミをまとめて出してから就寝した。

8月30日(日)「カフェインの力・・・の風さん」
 9時間の休眠で起床。昼夜逆転はともかく、毎日、長時間労働(効率が悪いから仕方ないと思うのだが)を続けていると、やはり老いの身には大きな負担となっているのだろう。情けないが、長時間休眠とセットであとしばらく頑張る。長編の最初のゴール(第一稿)は近い。
 今日はワイフの友だちが遊び(本人いわくトールの研究会)に来ている。私が顔を合わせることはほとんどない。ストレッチ後、研究会で準備した弁当をブランチとして食べた。新型コロナの影響で、外食に行くのも控えている。気の毒だ。
 さて、たっぷり休眠、入念なストレッチ、しっかり弁当を終え、執筆に復帰。
 どうも還暦後は特にそうだが、体調と執筆の調子はリンクしている。相関関係がある。若い時にはあまり気にしてなかったことだ。今日は、上記のように体調バッチリと思われそうだが、実はまだまだ体調管理に関係のある項目は他にもある。酒もタバコもやらない私は、昔の小説家のような執筆スタイルではないが、類似の執筆促進化学成分はある。カフェインだ。先ず、何と言っても、コーヒーが欠かせない。近年はレギュラーコーヒーに絞り込んだ。カフェインレスはもちろんダメ。と言って、大量摂取しているわけではない。1日に3杯だ。他にもカフェインが含まれているものはあるだろう。あれば喜んで積極的に摂取する(笑)。
 起きたのが遅かったので、あっという間に夕方になってしまった。残暑は厳しいが、日の出時刻は遅く、日の入り時刻は早くなっている。昼夜逆転していても、それははっきりと認識できる。とは言え、執筆は太陰太陽暦ではなく太陽暦で管理されているので、太陽の動きは関係ない。
 晩ご飯後も執筆。何とか、内容的には思ったように修正が進んでいく。のろいだけだ。夜は深々と更けていき、また今日の閉店時刻が近付いて来た。深夜にもコーヒーを飲むが、眠気醒ましではない。覚せい剤みたいなものだ。

8月31日(月)「長編の第一稿が完成・・・の風さん」
 8時間の休眠で起床。ストレッチ、ブランチ、ルーチンと進む中で、ワイフがめまいがすると言って仮眠に入った。私もそうだが、ワイフも長年無理をしてきたからこれからが不安だ。
 月末が月曜日というのは、何となく違和感がある。しまりがないと言うか、節目のない日々を過ごしているので、スタートやエンドを感じるカレンダーを頼りにしている。月曜日はシャバではスタートのイメージだ。月末は作家にとって締め切りつまりエンドというイメージになる。
 今日は、その締め切り、自分で決めた長編の修正の締め切りだった。しかも、マイルストーンの中でも重要な第一稿の自主締め切りだった。第一稿ができなければ、本格的なスタートは切れないのである(私の場合)。
 昨日までで、修正計画に対してほぼ1日の遅れだった。これが挽回できるかは、深夜の進捗状況で決まる。
 夕方近くなり、ワイフが仮眠しているので、今日はホットタイムはなかろうと、コーヒーを作って飲みながら執筆を続けていた。
 すると、ワイフが復活して起き出し、階下で活動を始めたので、様子を聞きがてら、ホットタイムになった。幸い、たいしたことはなかったようだ。私はカフェインを大量摂取した形でまた執筆に戻った。
 晩ご飯やちび助の点滴、サプリ投与をはさんで、執筆を続けた。このところしっかり休眠時間を確保しているせいか、中断することなく、残念ながら加速することもないが、執筆が進んだ。マラソン状態である。途中でカフェインも補給した。
 午前5時を過ぎた時点で、まだ元気だったので、ゴールまで走ることに決めた。
 こうして、やっと第一稿が完成し、送付データのまとめもし、編集者に送付することもできた。実に590枚の長編小説である。
 階下で、ホットミルクと生卵1個を朝食代わりにし、シャワーを浴びて、ベッドに入った。午前7時半だった。

2020年9月はここ

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